本当に楽しいものは「つまらない」

極論です。


たとえば、自分が本当に面白いことだけを追求して番組を作ろうとします。作っている間、たぶん幸せだと思います。自分の好きなことをしているのですから。しかしながら、出来上がった番組は、はたして面白いのでしょうか?


僕は多分、つまらないのではないかと思います。ただし、「一般的にみて」ですが。
面白い番組って、やっぱりその時々の世界、リスナーに「ひっかかるもの」があると思います。たまたま、自分が本当に面白いと思っていることが「それ」に合致していれば良いのですが、それってなかなかないんじゃないかな、と思う訳です。流行っているアニメ、マンガをみて、読んで、100%納得できましたか、という話です。多くの場合、「ここがこうならなぁ〜」という感想があるように思えます。それって、番組作りにも言えると思います。世界、リスナーが求めているものと自分が面白いと思っているものの些細なズレ。追求すればするほど大きくなると思うんですよね。結果として、「つまらない番組」になってしまうのではないか、と。


冒頭で申し上げましたように、これは極論です。これで誰かと討論したいという訳でもないし、そんな気力も知識もないので、ただ独り言を公開日記に書いてしまっただけです。
でもまぁ、自分がこれまでに関わったものや、聴いてきたものを振り返り、自分が面白いものってなんだろう、と考えると、やっぱり本当に面白い番組を作るのは難しいなぁと思う訳です。


という訳で、僕はこれからも独りで作るラジオは「つまらないもの」を目指して頑張ろうかなぁと思います。(なんでそういう結論になるんだか・・・)